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収納に便利なアンティークチェストの選び方から注意点まで。

◆収納に便利なアンティークチェストの選び方から注意点まで。

部屋に1つあると便利な収納家具にチェストが挙げられます。

引き出しがいくつも有り、サイズバリエーションや種類もいろいろあるので、小さな物を整理して収納する事や、寝室などで衣服を収納する事もできます。使う目的や場所を決めれば必要なサイズも大体決まりますので、いろいろある中から好みのデザイン、使い勝手を見ながら決めるのが良いでしょう。

「そうは言っても、なかなか決められない」と思う方も多いはず。そこで今回はアンティークチェストの魅力と選び方、注意点やチェストと箪笥の違いについてまで、私なりに書いていきたいと思います。

 

◆そもそもチェストと箪笥の違いは?

「チェストと箪笥の違い」ほとんどの方が知らないか、同じだと思っているかと思います。

同じような用途なのに呼び方が違うのは何故なのでしょう?

私が知っている範囲ですが、ご説明いたします。

 

▼チェストとは。

チェストと聞いて思い描く引き出しの有るタイプは、17世紀中期にチェスト・オブ・ドロワーズと呼ばれる物が表れてからです。それまでチェストといえばコファの事で、上部に蓋のある箱の事でした。平らな箱は腰かけたり、テーブルとして使ったりといろいろな用途で便利に使われていました。しかし収納としては、奥に入れた物が取り出しにくいという難点がありました。

チェスト・オブ・ドロワーズが現れて以降、様々な様式で発展し、生産されたチェスト。引き出し(ドロワーズ)の収納家具ですので使い方は箪笥と似ていて、衣類や物を収納する家具です。

ただ、見た目のデザインに大きな違いがみられ、箪笥は四角い物ですが、チェストは脚が付いていたり、重厚な彫刻があったりとデザイン性豊かなものが多いです。人目に触れる機会の多い場所に置いても、しっかり見栄えがする。それがチェストの良い所だと思います。

 

▼箪笥とは。

箪笥とは引き出しをメインにした収納家具の事で、日本の昔ながらの呼び名です。

箪笥の始まりは江戸時代前期の大阪といわれ、1711年頃から普及したようです。それまで衣服の収納は、箱の形をしている櫃や長持ちといわれる、木製の箱に入れられていました。箪笥の普及により多くの衣類や身の回り品を収納できるようになり、江戸時代末頃には多くの人が使うまでにひろまりました。

種類もいろいろあり、整理箪笥、洋服箪笥、和箪笥、婚礼箪笥、茶箪笥など入れるものや大きさにより、さまざまな箪笥が作られてきました。

また、衣服の収納には桐たんすが良いとされ古くから愛されてきました。理由はいくつかありますが、代表的な理由として次があげられます。

・抗菌効果によりノミ、ダニなど虫が付くにくい。

・湿度を吸ってくれる、調湿効果に優れている。

・難燃性に優れているので、燃えにくい。

・移動することを考えて作っているので軽い。

などがあげられます。

桐たんすは、1人の職人が手作業で造る本物の家具の1つです。国の伝統的工芸品指定を受けるほどの製品です。我々の住む日本の誇れる文化を大事にしていきたいですね。

 

◆違いのまとめ。

2つを読み比べてみて、使い方はほとんど同じで、見た目や素材などに違いが見られる事がわかります。使い方が同じなので、どちらにするかは好みの問題になるかと思います。

置く部屋の雰囲気や、家具の価格、自分の生活スタイルや好みなどを考え、理想の部屋作りに合わせた収納家具を選ぶことが良いでしょう。

 

◆アンティークチェストの良さ。

アンティークチェストの良さとして大きな部分を占めているのがデザイン性です。どんな部屋に置いてもアンティークの重厚感と装飾性で上質な空間を演出してくれます。脚のデザインや彫刻、引手の金物などは現代でなかなか再現できない、アンティークならではの魅力です。

チェストといってもサイズバリエーションも多く、衣服を収納できるサイズのものから、ベッドサイドや花台などに使える、小さなサイズのベッドサイドチェスト、扉も付いて便利に使えるカップボードチェストなど使用目的により、自分に合ったチェストを探すことができます。

また、使用している素材が木なので、木の違いにより素朴で温かみの有る雰囲気に感じたり、上質な重厚感を感じたり、一味違う高級感を感じたりと印象が変わります。どの木材も現代ではなかなか手に入れる事ができない貴重な木材なので、木目の美しさや表情の違いなどで我々の目を楽しませてくれるでしょう。

収納に便利な引き出しの家具ですが、現代の生活ではクローゼットの中などに隠すイメージがあります。隠すイメージの引き出し収納をオシャレなアンティークチェストに変えて上手にレイアウトすることで、部屋で注目を浴びる自慢のインテリアに一歩近づけることができるのではないでしょうか。

 

◆アンティークチェストの選び方。

アンティークチェストを選ぶにあたって、何から決めていけば良いか迷う事があります。ここでは、こうすればスムーズに家具を選ぶ事ができそうだ、と思う順番を書いてみようと思います。チェスト以外の家具でも応用できる事なので、参考にしてみてください。

 

▼大体のサイズ感を決めておく。

始めに大体のサイズを決めておく事は大切な事です。置く場所と収納する物が何かをイメージしてみましょう。「せっかく買ったのに引き出しが足りなくて収納できない」「大きくて置きたい場所に置けない」そんな事にならないためにも、しっかりとイメージし収納する物を決めておく事が大切です。

 

▼好きなデザインを決める。

アンティークチェストといってもデザインがいろいろあります。

・イギリス伝統の落ち着いて上質な雰囲気のもの。

・フランスの彫と脚が特徴的な美しいのも

・北欧テイストのシンプルでかっこいいもの

など、他にもいろいろな種類のアンティークチェストがあります。

その中で自分の好みや部屋の雰囲気を考えて選んでいくのが良いでしょう。

また、アンティーク家具は1点物ですので、デザインが気に入ってもサイズが合わない、という場合があります。サイズ、デザイン両方良いアンティークチェストに出会う事は、かなり幸運な事かもしれません。

アンティークチェストは高さが700mm~1200mmぐらいの物が多く、天板の上にいろいろな物を置いて素敵に飾り付ける事ができます。オブジェや写真立て、スタンド、敷物、花など、これらも空間をデザインするアイテムですので、上手に選んでお部屋の魅力を引き立てるように素敵にコーディネートしてください。

 

▼引き出しの使い勝手をチェック。

アンティークチェストは見た目が美しい分忘れがちですが、チェストなので物の出し入れがスムーズに行える事が大切です。アンティークチェストは現代のチェストのように、引き出し部分にスライドレール金物を使っておりません。スライドレール無しでピッタリと収める職人技は見事ですが、出来ればお店で引き出しの動きを確認した方が良いでしょう。

引き出しがスムーズに引き出せるか、綺麗かどうか、臭いはどうか、など全ての引き出しをチェックしましょう。修復をしているお店であればこの点は問題ないとは思いますが、自分の目で確認することが大切です。

また、その時に入れるものが決まっているのであれば、引き出しの内寸もしっかりと確認しましょう。意外と盲点なのが内寸高さですので、こちらも忘れずに計りましょう。

 

◆チェストの注意点。

引き出しの収納は便利な分、何でも入れてしまって重くなり、引き出しが壊れてしまった、といった事にもなりかねません。ぐちゃぐちゃに何でも入れるのではなく、引き出しの中に仕切りを作ってみましょう。別の箱に入れたうえで、引き出しの中に入れていくと、綺麗で使いやすく収納できます。

その時に収納しきれない物や最近使っていない物などは、本当に必要かどうか検討することは大切な事です。綺麗に使いやすく収納するためには、使わない物は処分する事も視野に入れ、選びながら収納していきましょう。

また、アンティークチェストの引き出しは木材で造られているものがほとんどですので、湿度の変化に敏感です。湿度の高い梅雨時期は特に注意が必要で、湿度が高いと木材が湿気を吸い取りますので、木の体積が大きくなり、引き出し部分がきつくなり、引き出しづらくなる場合があります。そうならないためにも、湿度が高いときは換気をする、除湿器を使うなどして湿気がこもらないようにしましょう。

 

◆アンティークチェストについてまとめ。

今回はチェストについて、私なりに思うところを書いてみました。

アンティークチェストは単なる収納家具ではなくて、インテリアを素敵にするアイテムです。自分で見て、人に見せて楽しめる。使って便利に収納できる。そんな良い所がいっぱいのアンティークチェストをお部屋に取り入れてみてはいかがですか。

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